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青き光
こんにちは。歯科医師の竹田です。
8月も終わりそうですが、暑さがまだまだ続いていますね。
夏バテには注意しないといけません。
虫歯治療をされたことがある方なら、お見かけしたことある「ピッ」音がなる青い光。
今日はその光と詰め物のお話です。
虫歯を治療する時に、歯を削ると歯に穴があきます。その穴に詰め物をしてあげないと、穴に物が沢山詰まり、さらに虫歯が広がってしまいます…。
そこで登場するのが、青い光で固まる詰め物です!名前を「コンポジットレジン」といいます。
最初は練乳のようにネトネトしていたり、粘土みたいにモチモチしていますが、青い光にあてるとカチカチに固まります!
これは光にあてると成分が繋がり、固くなっていきます。一度固まるともう柔らかくはなりません。高校の時、化学で「光重合」を習った方もいらっしゃると思います。光重合で構えて固まっていくんですね。
最近は手作りのアクセサリーなどで使われることもあるそうですね。
色のバリエーションも種類があり、歯にあったいろを詰めることができます。
しかし、固くなりますが噛んでいると割れたりすることがあります。欠けたり、割れたりすると食べカスとかが入りやすくなります。
「ん?割れたかな?」と思われたらすぐおっしゃってくださいね。